呼吸(こきゅう)ってなに?
みなさんは今、この文章を読んでいる間も呼吸をしています。
でも、
「呼吸って何のためにしているの?」
と聞かれたら答えられますか?
呼吸とは、
空気の中の酸素(さんそ)を体に取り入れ、いらなくなった二酸化炭素(にさんかたんそ)を外へ出すこと
です。
呼吸は、生きるために絶対に必要な働きです。
もし呼吸が止まると、体は酸素をもらえなくなり、生きていくことができません。
人は1日にどれくらい呼吸している?
みなさんは、
1分間に約15〜20回
呼吸しています。
つまり、
1時間で約1,000回
1日では約20,000回以上
も呼吸しているのです。
寝ているときも、勉強しているときも、遊んでいるときも、体はずっと呼吸を続けています。
呼吸はどうやって行われるの?
呼吸は、
👃 鼻
↓
👄 口
↓
🫁 気管(きかん)
↓
🫁 肺(はい)
という順番で行われます。
① 鼻や口から空気が入る
まず空気は鼻や口から入ります。
本当は鼻で呼吸するのが基本です。
鼻には、
- 空気を温める
- 空気を湿らせる
- ゴミを取り除く
という働きがあります。
まるで高性能な空気清浄機のようです。
② 気管を通る
鼻や口から入った空気は、
気管という空気の通り道を進みます。
気管は胸の中で左右に分かれ、
それぞれ肺へつながっています。
③ 肺に到着する
肺は呼吸の主役です。
肺は左右に1つずつあります。
スポンジのようにやわらかく、
空気をたくさん入れられるようになっています。
肺の中はどうなっているの?
肺の中には、
とても細い管がたくさんあります。
その先には、
肺胞(はいほう)
という小さな袋があります。
肺胞ってなに?
肺胞は、
酸素と二酸化炭素を交換する場所です。
その数は、
なんと約3億〜5億個!
あります。
肺胞を全部広げると、
🏀 バスケットボールコート半分くらい
の広さになると言われています。
酸素はどこへ行くの?
肺胞に届いた酸素は、
血液の中へ入ります。
血液は体中を流れながら、
酸素を運びます。
すると、
🧠 脳
💪 筋肉
❤️ 心臓
🦴 骨
など、
体のすみずみに酸素が届けられます。
二酸化炭素はどこから来るの?
体は酸素を使ってエネルギーを作ります。
そのときにできるゴミが、
二酸化炭素
です。
血液はその二酸化炭素を集めて、
肺へ運びます。
そして、
「ふーっ」
と息を吐くときに体の外へ出します。
呼吸とエネルギーの関係
みなさんが、
🏃 走る
⚽ サッカーをする
📖 勉強する
🎮 ゲームをする
ことができるのは、
呼吸によって酸素が届けられているからです。
酸素は、
体のエネルギー工場を動かす燃料のようなものなのです。
運動すると呼吸が速くなるのはなぜ?
運動すると、
筋肉がたくさん働きます。
すると、
もっと多くの酸素が必要になります。
そのため、
呼吸が速くなります。
階段を走って上がったあとに、
「はあ、はあ」
となるのはこのためです。
横隔膜(おうかくまく)のひみつ
呼吸には、
横隔膜
という大きな筋肉が関係しています。
息を吸うとき
横隔膜が下がる
↓
肺が広がる
↓
空気が入る
息を吐くとき
横隔膜が上がる
↓
肺が縮む
↓
空気が出る
まるで風船のような仕組みです。
植物も呼吸している!
実は植物も呼吸しています。
🌳 木
🌷 花
🌱 草
も酸素を使っています。
ただし昼間は、
光合成によって酸素も作っています。
動物の呼吸はどう違う?
🐟 魚
えらで呼吸する
🐸 カエル
肺と皮ふで呼吸する
🐳 クジラ
肺で呼吸するので海面へ上がる
🦗 昆虫
気門(きもん)という穴で呼吸する
クイズに挑戦!
問題①
呼吸で取り入れる気体は?
A. 酸素
B. 二酸化炭素
答え:A
問題②
呼吸の主役の器官は?
A. 肺
B. 胃
答え:A
問題③
肺の中で酸素を交換する小さな袋は?
A. 肺胞
B. 鼓膜
答え:A
問題④
運動すると呼吸が速くなる理由は?
A. 酸素がもっと必要になるから
B. 肺が寝るから
答え:A
呼吸から学べること
呼吸は、
🌬️ 酸素を取り入れる
🩸 血液に送る
💪 エネルギーを作る
💨 二酸化炭素を出す
という大切な仕事をしています。
みなさんが元気に動いたり、考えたりできるのは、
呼吸が休まず働いているからなのです。
まとめ
呼吸とは、
酸素を取り入れて、二酸化炭素を外へ出す生命活動
です。
肺や肺胞、血液が協力して、
体中へ酸素を届けています。
呼吸は生きるために欠かせない、とても大切な働きなのです。


