~24時間休まず働く体のポンプ~
みなさんは、自分の胸(むね)に手を当ててみたことがありますか?
ドクン、ドクン…
と動いているものがありますよね。
それが「心臓(しんぞう)」です。
心臓は、わたしたちが生きるために、とても大切な仕事をしている臓器(ぞうき)です。
では、心臓はどのように動き、何をしているのでしょうか?
いっしょに見ていきましょう!
心臓ってなに?
心臓は、体の中で血液(けつえき)を送り出している「ポンプ」のようなものです。
場所は、胸の少し左側にあります。
大きさは、自分のこぶしくらいです。
小さいけれど、とても力持ちなんですよ。
心臓の仕事は?
心臓の一番大切な仕事は、「血液を全身へ送ること」です。
血液には、
- 酸素(さんそ)
- 栄養(えいよう)
が入っています。
心臓は、それらを体じゅうへ届けるために、ずっと血液を送り続けています。
心臓はどうやって動くの?
心臓は、
- ぎゅっ!と縮(ちぢ)む
- ふわっと広がる
をくり返しています。
これによって、血液を押し出しているのです。
① 縮む(収縮)
心臓が「ぎゅっ」と縮むと、血液が血管へ送り出されます。
② 広がる(拡張)
そのあと、心臓が広がって、新しい血液を取り込みます。
この動きを、
ドクン、ドクン
と休まずくり返しているのです。
心臓は1日にどれくらい動くの?
心臓は、なんと1日に約10万回も動いているといわれています。
みなさんが、
- 勉強しているとき
- 走っているとき
- 寝ているとき
も、ずっと働いています。
しかも、一生ほとんど休みません。
とてもがんばり屋ですね!
心臓の中はどうなっているの?
心臓の中には、4つの部屋があります。
- 右心房(みぎしんぼう)
- 右心室(みぎしんしつ)
- 左心房(ひだりしんぼう)
- 左心室(ひだりしんしつ)
という名前です。
部屋ごとに役割があり、血液を順番に流しています。
血液はどんな流れで動くの?
① 体から心臓へ
体を回った血液が、心臓へ戻ってきます。
② 心臓から肺へ
次に、心臓は血液を肺(はい)へ送ります。
肺では、新しい酸素を受け取ります。
③ 肺から心臓へ
酸素をもらった血液が、また心臓へ戻ります。
④ 心臓から全身へ
最後に、心臓が血液を全身へ送り出します。
この流れをずっとくり返しているのです。
脈(みゃく)ってなに?
手首などをさわると、
トクトク…
と感じることがあります。
これを「脈」といいます。
心臓が血液を送るたびに、血管が少しふくらむので感じられるのです。
運動すると心臓はどうなる?
走ったあと、心臓が速く動くことがありますよね。
これは、体がたくさんの酸素を必要としているからです。
心臓は、
「もっと血液を送らなきゃ!」
とがんばって速く動いているのです。
心臓の音はどうして聞こえるの?
病院でお医者さんが、
「ドクンドクン」
という音を聞いていますよね。
あれは、心臓の中の弁(べん)が開いたり閉じたりする音です。
心臓を元気にするには?
心臓を元気に保つには、
- バランスよく食べる
- 運動する
- よく寝る
- ストレスをためない
ことが大切です。
特に、適度な運動は心臓を強くしてくれます。
心臓は止まるとどうなる?
心臓が止まると、血液が流れなくなります。
すると、
- 酸素
- 栄養
が体へ届かなくなってしまいます。
だから、心臓は命にとても大切なのです。
まとめ
心臓は、
- 血液を送り出すポンプ
- 24時間休まず動く大切な臓器
- 酸素や栄養を全身へ運ぶ役目
をしています。
みなさんの心臓も、今この瞬間もずっと働いています。
毎日元気に過ごせるのは、心臓ががんばってくれているおかげなのです。


