消化(しょうか)ってなに?
みなさんは毎日、
- ごはん
- パン
- お肉
- 野菜
- おやつ
などを食べています。
でも、
「食べたものは体の中でどうなるの?」
と考えたことはありますか?
実は食べ物は、そのままでは体に使えません。
体が利用しやすい小さな栄養に変える必要があります。
このしくみを
「消化(しょうか)」
といいます。
消化とは、
食べ物を細かく分解して、体が使える栄養に変えること
です。
なぜ消化が必要なの?
例えば、
🍎 りんご
🍖 お肉
🍞 パン
を食べても、
体はそのまま吸収できません。
まるで、
🧱 大きなブロック
を小さく砕いてから使うようなものです。
消化によって、
- エネルギーになる栄養
- 体を作る栄養
- 成長に必要な栄養
を取り出せるようになります。
消化の旅を見てみよう!
食べ物は体の中を長い旅をします。
その長さは、
なんと約9メートル!
旅の順番は、
① 口
↓
② 食道
↓
③ 胃
↓
④ 小腸
↓
⑤ 大腸
↓
⑥ 肛門
です。
① 口(くち)
消化は口から始まります。
歯の仕事
歯は食べ物を細かくかみくだきます。
例えば、
🍎 りんご
をそのまま飲み込むのは大変です。
歯が小さくしてくれるので食べやすくなります。
唾液(だえき)の仕事
口の中には唾液があります。
唾液には、
アミラーゼ
という消化酵素が入っています。
消化酵素ってなに?
消化酵素は、
食べ物を分解する特別な物質です。
まるで、
🔨 栄養を細かくする職人さん
のような働きをします。
② 食道(しょくどう)
食道は、
口と胃をつなぐトンネルです。
長さは約25cmあります。
食べ物は、
筋肉の動きによって胃へ送られます。
逆立ちしても飲み込めるのは、
この筋肉のおかげです。
③ 胃(い)
胃は、
食べ物をためてさらに細かくする場所です。
胃の大きさ
空っぽのときは小さいですが、
食べると大きくふくらみます。
胃液(いえき)の働き
胃の中には胃液があります。
胃液には、
強い酸が含まれています。
胃液は、
🍖 肉
🥚 たんぱく質
などを分解します。
胃は食べ物をドロドロのおかゆのような状態にします。
④ 小腸(しょうちょう)
小腸は消化の主役です!
長さは約6メートルあります。
教室よりも長いです。
小腸の仕事①
消化を続ける
小腸の仕事②
栄養を吸収する
ここで、
- ブドウ糖
- アミノ酸
- 脂肪
などが体へ取り込まれます。
肝臓(かんぞう)とすい臓も活躍!
消化には、
肝臓とすい臓も協力しています。
肝臓
胆汁(たんじゅう)を作る
すい臓
たくさんの消化酵素を作る
これによって脂肪などが消化されます。
⑤ 大腸(だいちょう)
小腸で栄養を取ったあと、
残りは大腸へ行きます。
長さは約1.5メートルです。
大腸の仕事
💧 水分を吸収する
体に必要な水分を回収します。
腸内細菌(ちょうないさいきん)
大腸には、
約100兆個もの細菌が住んでいます。
これらは
腸内細菌
と呼ばれます。
体に良い細菌は、
健康を助けてくれます。
⑥ うんちになる
最後に、
体に必要なかったものが
💩 うんち
になります。
うんちは、
体が不要なものを外へ出す大切な仕組みです。
消化にはどれくらい時間がかかる?
食べ物が口から入って、
うんちとして出るまで、
約24~48時間かかります。
つまり、
今日のお昼ごはんは、
明日や明後日に体の外へ出ることもあるのです。
よくかむといいこと
① 消化しやすい
② 胃の負担が減る
③ 虫歯予防
④ 食べすぎ防止
昔から、
「よくかんで食べよう」
と言われる理由です。
クイズに挑戦!
問題①
消化はどこから始まる?
A. 胃
B. 口
答え:B
問題②
栄養をたくさん吸収する場所は?
A. 小腸
B. 食道
答え:A
問題③
水分を吸収する場所は?
A. 大腸
B. 口
答え:A
問題④
小腸の長さは約何メートル?
A. 約6m
B. 約60cm
答え:A
消化から学べること
消化は、
ただ食べ物をなくす作業ではありません。
食べ物の中にある栄養を取り出して、
みなさんの体や脳を作っています。
- 勉強できるのも
- 走れるのも
- 成長できるのも
消化のおかげです。
まとめ
消化とは、
食べ物を細かく分解して、体が使える栄養に変えることです。
口から始まり、
胃、小腸、大腸を通って、
体に必要な栄養が吸収されます。
毎日の食事は、
みなさんの体を作る大切な材料です。
よくかんで、楽しく食べましょう!


