悪いことが次々おこる!?「泣きっ面に蜂」の意味と使い方を楽しく学ぼう!
「泣きっ面に蜂」ってどんな意味?
「泣きっ面に蜂(なきっつらにはち)」とは、
悪いことが起こって悲しんでいるところに、さらに悪いことが重なること
を意味することわざです。
「泣きっ面」は、泣いている顔のことです。
「蜂」は、おしりにある針で人を刺す昆虫です。
つまり、
泣いている人が、さらに蜂に刺されてしまう。
という、とてもかわいそうな場面から生まれたことわざなのです。
ことわざをイメージしてみよう
ある日、男の子が公園で遊んでいました。
ところが転んでしまい、ひざをすりむいてしまいました。
男の子は痛くて泣いています。
すると、その近くを飛んでいた蜂がやってきて、
「チクッ!」
と刺してしまいました。
男の子は、
「いたいよ~!もういやだ~!」
とさらに大泣きしました。
これが「泣きっ面に蜂」のイメージです。
言葉を分けて見てみよう
泣きっ面(なきっつら)
「泣き顔」のことです。
- 悲しい
- くやしい
- 痛い
- つらい
そんな気持ちの顔を表しています。
蜂(はち)
蜂は刺されるととても痛い昆虫です。
昔の人にとって蜂は、
- 怖いもの
- 痛いもの
- 嫌なもの
の代表でした。
そのため、
「つらいことの上に、もっとつらいことが起こる」
という意味になったのです。
小学生にわかりやすい例
① 宿題を忘れた
学校に着いてから、
「しまった!宿題を家に忘れた!」
先生に注意されてしまいました。
さらにその日に小テストがあり、点数も悪かったです。
➡ 泣きっ面に蜂
② サッカーの試合
楽しみにしていた試合で負けてしまいました。
帰る途中でお気に入りのボールまでなくしました。
➡ 泣きっ面に蜂
③ 遠足の日
朝から雨が降って遠足が中止になりました。
家に帰ったら熱が出てしまいました。
➡ 泣きっ面に蜂
④ ゲームの日
ゲームのセーブデータが消えてしまいました。
さらにコントローラーも壊れてしまいました。
➡ 泣きっ面に蜂
どんなときに使うの?
「泣きっ面に蜂」は、
悪いことが一つだけではなく、
二つ以上続いて起こったとき
に使います。
❌ テストで0点を取った
(悪いことが1つだけ)
⭕ テストで0点を取り、そのあと忘れ物もした
(悪いことが続いた)
➡ 「泣きっ面に蜂」
似ていることわざ
弱り目に祟り目(よわりめにたたりめ)
弱っているときに、さらに困ったことが起こること。
例:
風邪をひいているのに、大雨でびしょぬれになった。
踏んだり蹴ったり(ふんだりけったり)
次から次へとひどい目にあうこと。
例:
財布をなくし、そのあと自転車もパンクした。
一難去ってまた一難(いちなんさってまたいちなん)
一つの問題が終わったと思ったら、また別の問題が起こること。
例:
宿題が終わったと思ったら、今度は自由研究があった。
反対の意味の言葉
棚からぼたもち
思いがけない幸運がやってくること。
例:
買い物に行ったら、お店でプレゼントをもらった。
幸運が重なる
良いことが続いて起こること。
例:
テストで100点を取って、くじも当たった。
クイズに挑戦!
問題1
運動会でかけっこに負けました。
そのあとお弁当を落としてしまいました。
これは?
A. 泣きっ面に蜂
B. 棚からぼたもち
答え:A
問題2
テストで100点を取った。
さらにくじで景品も当たった。
これは?
A. 泣きっ面に蜂
B. 幸運が重なる
答え:B
昔の人はなぜこのことわざを作ったの?
昔の日本では、
- 蜂に刺される
- ムカデにかまれる
- ヘビに出会う
などが今より身近でした。
蜂に刺されるととても痛いので、
「これ以上ないほどつらいこと」
のたとえとして使われるようになりました。
そして、
「悪いことは重なることがある」
という人生の教えとして伝えられてきたのです。
このことわざから学べること
生きていると、
- 失敗する日
- うまくいかない日
- 嫌なことが続く日
があります。
でも、
悪いことが続く日があるなら、
良いことが続く日もあります。
「泣きっ面に蜂」になってしまっても、
あきらめずに前を向くことが大切です。
まとめ
「泣きっ面に蜂」とは、
悲しいことや困ったことが起こったあとに、さらに悪いことが重なること
を表すことわざです。
泣いている顔を蜂に刺されるという、かわいそうな場面から生まれました。
学校や友達との出来事の中でも使える、とても有名なことわざです。


