~日本が大きく生まれ変わった大変身の時代~
みなさんは、
- 電車
- 学校
- 郵便(ゆうびん)
- 洋服(ようふく)
などが、いつごろ日本に広まったか知っていますか?
実は、これらが大きく広がったきっかけのひとつが、「明治維新(めいじいしん)」です。
明治維新は、日本が昔のしくみを大きく変えて、新しい国へ進もうとした大変身の時代でした。
では、どんなことが起こったのでしょうか?
明治維新はいつ起こったの?
明治維新は、1868年ごろに始まりました。
そのころ、日本では約260年続いた江戸幕府(えどばくふ)が終わり、新しい時代が始まろうとしていました。
この新しい時代を「明治時代(めいじじだい)」といいます。
なぜ日本は変わろうとしたの?
江戸時代の終わりごろ、外国の大きな船が日本へやって来ました。
特に有名なのが、1853年に来たアメリカのペリーです。
黒い船だったため、「黒船(くろふね)」と呼ばれました。
当時の日本は「鎖国(さこく)」をしていましたが、外国から、
「日本も世界と交流しよう!」
と言われるようになります。
人々は、
「このままでは日本が危ないかもしれない」
と考え、新しい国づくりを始めたのです。
江戸幕府が終わる
そのころ、日本の中では、
- 幕府を続けたい人
- 新しい国を作りたい人
が対立していました。
そして、薩摩藩(さつまはん)や長州藩(ちょうしゅうはん)などが力を合わせ、幕府を終わらせました。
これを「倒幕(とうばく)」といいます。
天皇中心の国へ
明治維新では、天皇(てんのう)を中心とした新しい政府が作られました。
若い明治天皇(めいじてんのう)が新しい時代のリーダーとなったのです。
都(みやこ)も京都から東京へ移されました。
武士がいなくなった?
明治維新では、大きな変化がたくさん起こりました。
そのひとつが、「武士の時代」が終わったことです。
それまで武士だけが刀を持てましたが、新しい時代では、
「みんな平等に近い社会を作ろう」
という考えが広がりました。
ちょんまげを切る武士も増えていきました。
学校ができた!
明治時代には、全国に学校が作られました。
それまで勉強できる人は限られていましたが、
「子どもたちはみんな勉強しよう!」
というしくみが広がったのです。
今の小学校につながる大切な変化でした。
電車や郵便もスタート!
明治時代には、西洋(せいよう)の新しい技術がたくさん入ってきました。
たとえば、
- 電車
- 新聞
- 郵便
- ガス灯
- 工場
などです。
1872年には、日本で最初の鉄道が、新橋(しんばし)と横浜(よこはま)の間を走りました。
当時の人たちは、とても驚いたそうです。
西洋文化が広がる
人々の生活も変わっていきました。
たとえば、
- 洋服
- パン
- 牛肉料理
- 時計
などが広がりました。
レンガの建物も増え、日本の町の景色が変わっていったのです。
有名な人物たち
明治維新では、多くの人が活躍しました。
坂本龍馬(さかもと りょうま)
坂本龍馬 は、日本を新しく変えようと考えた人物です。
薩摩藩と長州藩を協力させ、日本の未来を考えて行動しました。
西郷隆盛(さいごう たかもり)
西郷隆盛 は、明治維新を進めた有名な武士です。
「最後の侍」と呼ばれることもあります。
大久保利通(おおくぼ としみち)
大久保利通 は、新しい日本のしくみ作りを進めました。
明治維新のあと日本はどうなった?
明治維新のあと、日本はどんどん近代化(きんだいか)していきます。
工業や交通が発展し、外国とも交流する国になりました。
そして、日本は世界の国々と肩を並べることを目指していったのです。
まとめ
明治維新は、
- 江戸幕府が終わった出来事
- 日本が新しい国へ変わった時代
- 学校や電車などが広がった時代
でした。
昔の日本から、今の日本へつながる大きなスタートだったのです。
みなさんが毎日通っている学校や、電車に乗る生活も、明治維新の大きな変化から始まったものなのですよ。


