~日本のむかしのくらしを見てみよう!~
みなさんは、「縄文土器(じょうもんどき)」という言葉を聞いたことがありますか?
縄文時代は、今からとても昔の日本の時代です。
まだお城も車も電気もなく、人々は自然の中でくらしていました。
でも、ただの「昔の時代」ではありません。
じつは縄文時代には、
- 土器(どき)
- 住まい
- アクセサリー
- 料理
など、今につながる生活の工夫がたくさんあったのです。
では、縄文時代の人たちは、どんな毎日を送っていたのでしょうか?
縄文時代はいつ?
縄文時代は、今から約1万3000年前から始まり、約2400年前ごろまで続いたといわれています。
とても長い時代ですね!
「縄文(じょうもん)」という名前は、土器につけられた縄(なわ)の模様からきています。
縄文人はどこに住んでいたの?
縄文人は、「竪穴住居(たてあなじゅうきょ)」という家に住んでいました。
これは、地面を少しほって作る家です。
屋根には木や草を使っていました。
冬はあたたかく、夏はすずしくする工夫もあったようです。
家の真ん中には火を使う場所があり、料理をしたり、寒さをしのいだりしていました。
どんな食べ物を食べていたの?
縄文人は、
- 木の実
- 魚
- 貝
- 山菜
- 動物の肉
などを食べていました。
海や川で魚をとったり、森で木の実を集めたりしていたのです。
特に「どんぐり」は大切な食べ物でした。
でも、そのままでは苦いので、水につけたりして食べやすくしていました。
狩り(かり)や魚とり
縄文人は、弓矢(ゆみや)や石で作った道具を使って狩りをしていました。
シカやイノシシなどを追いかけていたと考えられています。
また、
- 釣り
- 網(あみ)
- モリ
などを使って魚もとっていました。
自然の知恵をたくさん使って生活していたのですね。
縄文土器ってなに?
縄文時代を代表するものが、「縄文土器」です。
土を焼いて作る入れ物で、
- 料理
- 水をためる
- 食べ物を保存する
ために使われました。
縄文土器には、縄の模様がついているものが多く、とても特徴的です。
火にかけて使えるので、煮る料理もできるようになりました。
土偶(どぐう)ってなに?
縄文時代には、「土偶(どぐう)」という土の人形も作られていました。
大きな目をしたものや、ふしぎな形のものもあります。
なぜ作られたのかは、まだはっきりわかっていません。
しかし、
- 幸せを願う
- 病気が治るように祈る
- 子どもが元気に生まれるよう願う
ためではないかと考えられています。
貝塚(かいづか)って?
縄文人が食べた貝がらや骨などを捨てた場所を、「貝塚」といいます。
貝塚を調べることで、
- 何を食べていたか
- どんな道具を使っていたか
- どんな生活だったか
がわかります。
つまり、縄文時代の「タイムカプセル」のようなものです。
縄文人のおしゃれ
縄文人は、ただ生きるだけではなく、おしゃれも楽しんでいました。
たとえば、
- 貝のアクセサリー
- 石のネックレス
- うでわ
などを作っていました。
きれいなものを身につけたい気持ちは、今の人たちと同じですね。
縄文時代には学校はあったの?
今のような学校はありませんでした。
でも、大人たちが、
- 狩りのしかた
- 魚のとり方
- 火のおこし方
- 道具の作り方
を子どもたちに教えていました。
生活の知恵を代々伝えていたのです。
縄文時代のあとどうなったの?
縄文時代のあとには、「弥生時代(やよいじだい)」がやってきます。
弥生時代になると、
- お米づくり
- ムラづくり
- 金属の道具
などが広がっていきました。
日本のくらしが大きく変わっていったのです。
まとめ
縄文時代は、
- 自然とともにくらした時代
- 狩りや魚とりをしていた時代
- 縄文土器や土偶が作られた時代
でした。
電気も車もない時代でしたが、人々は工夫しながら生活していました。
今の日本につながる「くらしの知恵」が、縄文時代にはたくさんあったのです。


