「愛想を尽かす(あいそをつかす)」とは、
👉
「相手にがっかりして、もういやになること」
という意味の慣用句です。
相手の行動や態度に何度も困ったり、あきれたりして、
- 「もう信用できない」
- 「もう付き合いたくない」
と思う気持ちを表します。
「愛想」ってなに?
「愛想」とは、
- 人へのやさしい態度
- にこにこした感じ
- 親しみやすさ
などのことです。
たとえば、
- 店員さんが笑顔で話す
- やさしく接する
なども「愛想がいい」と言います。
「尽かす」ってなに?
「尽かす」には、
「なくなる」「終わってしまう」
という意味があります。
つまり、
「愛想を尽かす」は、
👉
「相手へのよい気持ちがなくなる」
という意味になるのです。
どんなときに使うの?
約束を何回もやぶる
たとえば、
友だちが毎回約束を守らないと、
「もう愛想を尽かしたよ」
と言うことがあります。
うそばかりつく
何回もだまされたりすると、
「みんな彼に愛想を尽かしてしまった」
と言います。
全然反省しない
悪いことをしても反省しない人に対して、
「家族も愛想を尽かした」
という使い方をします。
例文を見てみよう!
例文①
「弟は何回言っても部屋を片づけないので、母は愛想を尽かしていた。」
例文②
「うそばかりつく友だちに、みんな愛想を尽かした。」
例文③
「店の態度が悪くて、お客さんが愛想を尽かしてしまった。」
「怒る」とは少しちがう
「愛想を尽かす」は、ただ怒るだけではありません。
一時的に怒るのではなく、
- あきれる
- 期待しなくなる
- 気持ちが離れる
というニュアンスがあります。
つまり、
❌「むかっとした」
ではなく、
⭕「もうだめだ…」
という気持ちに近いです。
反対の意味の言葉は?
反対に近い意味としては、
- 信頼する
- 好きになる
- 親しくする
などがあります。
日常会話ではどう使う?
大人の会話やドラマ、小説などでよく使われます。
たとえば、
- 「家族も愛想を尽かした」
- 「ファンが愛想を尽かす」
- 「お客さんに愛想を尽かされる」
などです。
ニュースでも使われることがあります。
英語ではどう言う?
英語では、
- “give up on someone”
- “lose patience with someone”
などが近い意味になります。
たとえば、
“I lost patience with him.”
は、
「彼に愛想を尽かした」
に近い意味です。
まとめ
「愛想を尽かす」とは、
📚
「相手にがっかりして、もういやになること」
を表す慣用句です。
何回も困ったことが続き、
「もう信じられない」
と思ったときに使われます。
日本語では、人間関係の気持ちを表す大切な表現のひとつです。


