電気の力を動力に変える「モーター」。約200年前にイギリスの科学者、ファラデーがそのしくみを発見したんだ。
モーターのしくみをかんたんな実験でたしかめてみよう!
用意するもの
材料
・磁石(3個)
・アルミはく
・アルミ線
・単3アルカリ乾電池
ファラデーモーターの作り方
[1]
磁石を3個重ねてアルミはく(10cm角くらいの大きさ)で包む。アルミはくと磁石の間にすき間ができないようにしよう。
包んだアルミはくの側面が、あまりでこぼこにならないようにきっちり包む。上と下にあまったアルミはくは、つぶして、でこぼこにならないようにする。
[2]
ラジオペンチでアルミ線を20cmくらいに切る。
[3]
アルミ線の両はしを持ってひねり、真ん中に大きな輪をつくる。左右に少しずつ引っ張って輪を小さくし、写真のような形に整える。

①まずは
大きな
輪をつくる。

②
少しずつ
引っ
張り、
輪を
小さくしていく。
輪の
左右で
長さが
同じになるようにしてバランスを
整える。

③この
形が
完成形。

④指の上などにのせて、バランスがとれているかたしかめよう。
[4]
アルミ線の両はしと、輪の下の部分をやすりでけずる。

[5]
[1]の磁石の上にプラス極を下にして乾電池を立て、[4]のアルミ線をのせる。
電池の
飛び
出しているほうがプラス
極。
[6]
アルミ線の両はしを、磁石を包んでいるアルミはくに軽くふれるように曲げる。

アルミ線が自由に回転できるように、固定しすぎないようにする。
実験しよう
注意
・実験するとき以外は、磁石と電池、アルミ線をはなして置いておく。
・少しでも電池やアルミ線が熱く感じたら実験を中止する。
[1]
作り方の[6]の状態から手をはなすと……アルミ線がぐるぐる回転するよ!

アルミ線が電池から落ちたら、またのせよう。
[2]
作り方の[4]でアルミ線をやすりでけずらなかったら、どうなるかな? 実験してみよう!

なぜ どうして?:アルミ線が回転するしくみ

アルミ線に流れる電流が、磁石の周りの磁界(磁力がはたらく空間)から、一方向に力を受け続けるから、アルミ線が回転するんだ。これがモーターの基本的な原理だよ。